ホーム  >  館山の安房リゾート 不動産ブログ  >  スタッフブログ  >  館山・南房総 / 不動産売却 インスペクションのメリット・デメリット

館山・南房総 / 不動産売却 インスペクションのメリット・デメリット
カテゴリ:スタッフブログ  / 投稿日付:2023/06/08 20:00

館山・南房総のホームインスペクション


【はじめに】
不動産売却は、金額の大きさからさまざまなトラブルが発生しやすい取引の1つです。
令和2年の法改正以降、売主側の責任が重くなったため、とくに注意しなければなりません。
そこで、近年注目されてきているのが、不動産売却時におこなうホームインスペクションです。

【不動産売却時におこなうインスペクションてなに?】
簡潔に申し上げますと、不動産売却に行う既存住宅の「建物状況調査」のことを表しています。
構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分について、既存住宅状況調査技術講習を修了した建築士が調査をおこないます。
調査基準については国が定めており、住宅のみが対象です。店舗や事務所は含まれていません。
インスペクションをおこなうことで、通常有すべき品質を保てているかを調査することを目的としているため、不動産売却時のタイミングで実施することが多いです。
2018年の法改正により、インスペクションに関連する業務について説明することが義務付けられました。
しかし、実際にインスペクションをおこなうことが義務化されたのは、「宅建業者が売主となる場合のみで、一般的な不動産売却では義務化されていません。」
【不動産売却時にインスペクションをおこなうメリット】
不動産売却時におこなうインスペクションは、すべての中古戸建の取引において義務化されたわけではありません。
そのため、インスペクションをおこなうかどうか悩んでいる方も多いでしょう。
不動産売却時にインスペクションをおこなうメリットは、物件の状態を把握し安心に取引ができることです。
2020年の民法改正により契約不適合責任を負うことなり、売主側の責任が重くなりました。
万が一、売却した物件が契約内容と適合しない場合、損害賠償責任や代金減額請求、契約の解除などの対象となってしまいます。
インスペクションをおこない、物件の状態を正しく把握し買主へ説明することは、不動産売却後のトラブルを避けることへ繋がるといえるでしょう。

【不動産売却時におこなうインスペクションの費用は?】
インスペクションはトラブルを防止し安心な取引をおこなう目的から不動産売却時におすすめされますが、費用がかかってしまいます。
費用負担の面から、実施を躊躇してしまうという方も少なくないでしょう。
不動産売却時におこなうインスペクションの費用相場は、一戸建て、マンションともに5万円前後です。
ただし、一戸建ての場合は延床面積により価格が上下するそともあるので注意しましょう。

【まとめ】
インスペクションは、既存住宅に対しておこなう建物状況調査のことです。
実施するメリットとして、物件の状態を正しく把握することで安心に不動産売却できることがあります。
私たち「株式会社安房リゾート」では、館山市・南房総市・鴨川市の不動産売却をサポートしております。
「できるだけ早く売却をしたい」「不動産売却をしたいけど、どうしたら良いかわからない」などのお困りごとも、お気軽にお問い合わせください。

ページの上部へ