カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2022/12/18 09:00
売れない土地を手放したい!
具体的な3つの方法と放置するデメリット
所有している土地をいざ売りに出しても、なかなか買主が見つからないことがあるでしょう。
売れないということは、土地の資産価値が低く、需要がないと考えられます。
しかし、売れないからといって土地を所有し続けると、固定資産税や管理の手間がかかるなど、デメリットが多いです。
そのため土地を放置するのはできるだけ避けるのが賢明です。
今回は、売れない土地を手放す具体的な方法をいくつか紹介します。
さらに、売れないと思っていた土地が実は売れるようになる工夫も説明するので、諦めずに方法を模索しましょう。
売れないからといって土地を放置するとデメリットがある!
売れないからといって、使っていない土地を放置するメリットは少なく、デメリットが大きいです。
特に土地の管理がされておらず、外から見ても放置されていることが一目瞭然な場合、さまざまな問題を
引き起こすおそれがあります。
1.使っていなくても固定資産税がかかる
土地は所有しているだけでも、固定資産税などの税金がかかります。
そのため、売れないからと土地をそのまま放置していると、毎年支出だけが発生します。
また、土地だけではなく空き家も一緒に放置していると、特定空き家認定の対象となるおそれがあります。
特定空き家として認定されると、固定資産税が何倍にもなるおそれがあります。
土地や建物を使用しない場合は、早急に手放すことを検討しましょう。
2.管理の手間がかかる
土地や建物を放置しているから、管理が不要というわけではありません。
手間を嫌がって管理を放棄すると、老朽化の促進や荒れ地の原因となり、資産価値を大きく下げるなどの問題を引き起こします。
もし対象の土地が現在の住まいの近くにあれば、状況を確認するための定期的な訪問が可能でしょう。
しかし実家を相続した場合など、その土地が遠方に存在しているケースもあります。
その場合、継続して管理するには、多くの時間とお金がかかります。
3.損害賠償を請求されるおそれがある
放置された土地は、大型ごみの不法投棄や害虫の大量発生などを引き起こします。
それを処理するために多額の費用がかかったり、近隣から損害賠償を請求されたりするおそれがあります。
具体的には長期譲渡所得と短期譲渡所得の2種類に分けられます。
相続不動産に関しては被相続人が生前に購入した日から計算することとなります。
土地だけでなく空き家もある場合は、不法侵入や放火の対象となったり、管理不足により建物が倒壊したりすることが
考えられます。空き地の存在はさまざまな問題を引き起こし、損害賠償の請求対象となりかねないため注意が必要です。
売れない土地を手放す方法
売り出したものの買主が見つからなかった土地を手放すには、どのようにすればよいのでしょうか。
大きく分類すると「売る」という選択肢と、寄付などにより「無償で手放す」という2つの選択肢が考えられます。
なお、最適な方法を選ぶには、まず不動産会社に相談してどのような選択肢があるのかアドバイスをもらうのが近道です。
1.近隣住民へアプローチ
どれほど売れにくい土地であっても、近隣住民から見ると価値の高い土地に見えているかもしれません。
なぜなら、隣接する土地を購入すると、現在所有している土地を拡張でき、そのまま利用することが容易だからです。
より広い庭の確保や、2世帯住宅の建設など使い勝手がよいでしょう。
一般市場では売れない土地でも、近隣住民に売却の相談をすると、簡単に売れるケースがあります。
2.地方公共団体(自治体)へ寄付をする
可能性は決して高くありませんが、地方公共団体に寄付を申し出て、無償で所有権を引き渡す選択肢もあります。
しかし地方公共団体からすると、個人が所有していれば固定資産税など税収の対象となるものです。
それを引き取ることになるため、利用目的が明確になければ成立はしません。
よくある成立事例としては、公園や公共施設の駐車場として活用できる立地が考えられます。
なかなか売れない時は?
1.依頼する不動産会社を増やしてみる
不動産会社により弱み強みがあるため、土地そのものに問題があったわけではなく、たまたま不得意な
土地だったのかもしれません。
また販促力や販促数に問題があり、依頼していたがたまたま力を入れてもらえなかったということも考えられます。
そのため1社に依頼して売れなかったからこの土地は売れないと諦めるのではなく、ほかの不動産会社への依頼も
検討するのが大切です。
また依頼するときには疑問点を、どんどん質問するようにしましょう。
どんな質問でも誠実に、また的確に回答をする不動産会社ほど売却までのスピード感が早い傾向にあります。
売り出し価格を変更する
土地が売れない原因として、単純に売り出し価格が高すぎる場合があります。
高く売りたい気持ちもわかりますが、そもそも売れなければ意味がありません。
土地や建物は、相場から高すぎる価格だと見向きもされないものです。
特に建物のように設備や仕様などの違いが発生しない土地は、周辺相場と一致していることが重要です。
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