カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2023/05/30 23:44
【不動産の頭金はいくら必要なのか】
不動産の購入を考えている人で、ローンを組む人は多いことでしょう。
しかし、不動産価格が住宅ローンでカバーできず、頭金が必要になってくる人は多いものです。
そこで今回は、不動産の頭金はいくら必要なのかを解説します。
最後に頭金をゼロ円でも可能なのかを説明しているため、参考にしてみてください。
そもそも頭金とはどのようなお金で、いくら支払う必要があるのでしょうか?
支払う時期と金額を確かめましょう。
【概要】
頭金とは、不動産を買う際に住宅ローンの借入額を含まない金額のことです。
仮に3,000万円の不動産を購入するとき、住宅ローンの借入額が2,500万円だとしたら、残りの500万円が頭金になります。
住宅ローンを含まないため、資金援助をしてもらったり貯金から引き落としたりが必要です。
他にも夫婦で住宅ローンを組める「ペアローン」という方法があり、資金の調整ができます。
このように頭金を作る手段や、頭金を抑えて住宅ローンを増やす工夫などがあるため、覚えておきましょう。
【支払う時期】
頭金をいつ支払うのかは決まっていて、申し込みが済んだ契約日から引き渡しまでです。
申し込み時に証拠金が必要であれば支払い、また、手付金の支払いもするのが一般的な流れです。
売主によっては申込証拠金がいらない場合もあり、手付金のみのケースもあります。
他にも支払った手付金が頭金の用途として充てることもあり、仕組みは一概には言えません。
ただし、支払いの時期は決まっているため、申し込み時には発生しないのを覚えておけば問題ありません。
【支払う金額】
頭金はいくら支払うのかは、利用する住宅ローンの借入額と購入する不動産価格によって決まります。
パターンは4つで、必要な頭金の金額がわかれるのが特徴的です。
単純に不動産価格が3,000万円と5,000万円の物件がある場合、後者のほうが頭金が多く必要になってきます。
そもそも住宅ローンの借入可能額は収入、年齢、借入残高などのさまざまな要素で決まる仕組みです。
住宅ローンの申込や審査によって間接的にわかることで、金融機関にしかわからない情報もあることでしょう。
頭金を支払いたくないのであれば、住宅ローンの借入額が多く、不動産価格が低いのが理想です。
ただし、頭金を支払ったほうが得られるメリットもあるため、支払っておくほうがおすすめです。
【不動産の頭金を支払うメリットとデメリット】
頭金を支払うと、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
極端な話、不動産価格と頭金が同じであれば、住宅ローンを借りる必要がありません。
つまり、頭金を支払えば住宅ローンの支払額が低くなるメリットがあります。
たとえば3,000万円の不動産を購入する場合、住宅ローンで3,000万円を借りるのは可能です。
しかし、頭金で800万円支払っておけば、住宅ローンは2,200万円になり、将来的な返済額が減少します。
計画的に返済するのであれば問題ありませんが、将来は何が起こるかわかりません。
返済額は利用する個人によって異なるため、シミュレーションしておきましょう。
・返済期間が短くなる
頭金で支払うほど、返済期間は短くなるメリットがあります。
特に職務がなくなれば解雇になってしまうジョブ型の働き方では、年功賃金のような昇給がないため返済期間は短いほうがいいでしょう。
・手元の金額が減る
頭金の準備をどのようにするかによりますが、貯蓄を崩して用意するなら手元の金額が減る
デメリットがあります。願わくば、貯金を崩さずに不動産を購入できるのが理想です。
【不動産の頭金をゼロにするのは可能か?】
・頭金ゼロでも可能
不動産価格が住宅ローンの借入金額でカバーできれば、頭金ゼロでも可能です。
いわゆるオーバーローンという手法で、自己資金を用意しなくても不動産を購入できます。
現在は不動産価格の全額を借入するのもできて、購入時にかかる諸費用までも含まれる高い利便性です。
【まとめ】
不動産購入を考えている人は、頭金と住宅ローンで負担する金額のバランスを把握するのが大切です。
頭金はなるべく支払うのがおすすめですが、貯蓄を大幅に崩してその後の生活が苦しくなるのは避けてください。
メリットとデメリットを考えて、まずは金額のシミュレーションをしておきましょう。
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